どうしよう！離婚調停書類が届いた！（その１）

夫や妻からの離婚要求が止まらず
どんな手段でも取る！！という威圧的な言動に
この先どうなってしまうんだろう…と
不安に思われている方も多いのではないでしょうか。

その不安の一つが、強制的に離婚を進められてしまう、ということ。

離婚には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚の３段階があります。
協議にならない相手となると、調停や裁判に進んでしまう。
調停！？裁判！？という物々しい雰囲気や
自分の気持ちや意向とは関係なく
離婚に進んでしまうのでは？という不安が募りますよね。

この記事を読み進めていただくと、次のことがわかります。

１、調停とは何か　←今回はここ
２、調停が申し立てられたらどうなるか
３、調停への臨み方

しばりさ

万一、調停が申し立てられたときに備えて

ぜひこの情報を参考にしてくださいね！
調停書類が送られてきていても、この記事を見て慌てず準備しましょう！

調停とは

調停とは何か。裁判所がこのように定めています。

調停は，裁判のように勝ち負けを決めるのではなく，
話合いによりお互いが合意することで紛争の解決を図る手続です。
調停手続では，一般市民から選ばれた調停委員が，
裁判官とともに，紛争の解決に当たっています。

https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_minzi/minzi_04_02_10/index.html

ポイントは「紛争の解決を図る」と書かれている部分で
話し合いによる合意ができなかった場合には、
「調停不成立」となる点です。※
裁判では、必ず裁判官が勝敗の結論を出しますが
調停では、結論が出なず調停不成立、という結果になりえます。
※「調停に代わる審判」となるケースもありますが、
　大筋の結論が合意されている場合に限るようです。

例えば不倫がばれて離婚要求してきた夫が
こちらが離婚はしないと言っているにも関わらず
離婚調停を申し立てたとした場合、
調停委員に対し、あなたの主張を正しく伝えることができれば
「調停不成立」に倒すことができます。※
つまり、調停で離婚要求に応じる必要がなくなります。

※調停の過程で考え方が変わってくることもあります。
　それでも全く問題はありません。
　あなたの意向を反映した上で「調停成立」させることも可能です。

では、調停へどのような準備が必要かをお話しする前に
調停が申し立てられたらどうなるのか、具体的に見ていきましょう。

しばりさ

一番の味方であったはずのパートナーからの離婚調停申し立て。
その精神的破壊力は相当のもの。

まずは調停とは何かを把握し、
必要以上に恐ることではないということが伝われば嬉しいです。

調停への不安、相手への怒り、悲しみを抱えながら
一人で立ち向かっていくのは心細いことだと思います。

調停への専門的なサポートは、弁護士へのご相談をお勧めしますが
激しく離婚要求されている、
離婚調停に向けて不安が募る、
たくさんの苦しみや悩みがあり誰かに聞いてほしい、
どうしたらいいかわからなくなったから一緒に考えてほしい…
そのようなご相談は、ぜひ信頼できる身近な人や
カウンセラーに相談してくださいね。

しばりさへのご相談も随時受け付けております。

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返信させていただきます。
いつでもご連絡くださいね。

あなたは一人ではありませんよ！応援しています！

※調停に関してのご相談は弁護士までお願いします。
　カウンセラーしばりさは、調停および裁判に関する
　弁護士専門のお仕事はお受けできません。